そうね…
まあ、一言で言ってしまえば、この空間は…虚構の世界…かしら?
詳しい事は、まだ聞かないで頂戴。私もよく、分かっていないのよ。
私にだって元の世界があるけれど、今はどうでもいいわ。
イメージとしては…そうね、ここは、小さな家だと思って頂戴。
その家は、
小さな島に建っている。
島の外には更に小さめの島が2、3あるくらいで、他は海以外何も見当たらない…
そんなところかしら。
ちなみに今、私とあなた以外は誰もいないわ。
多分、他の誰も入ってこないんじゃないかしら。
必要なものは、一通り揃っているわね。電気、ガス、水道なんかも…
今無くても、いつの間にか置いてあったりするのよ。
…どうなっているのかは謎だわ。
まあ、欲しいと思ったら出てくるわけでもないのよね。
で、どうもあなたの世界の知識がこの空間に入り込んできているようなのよ。
地名とか、そうかしら?これどうなっているのかは分からないのよ。
私とあなたは違う世界に住んでいるけど、今この空間でこうやって会えたのは奇跡ね。
よろしく、お願いするわ。